「いい感じにしてください」に応えられる業者の見極め方|内装デザインの提案力とは

「いい感じにしてください」に応えられる業者の見極め方|内装デザインの提案力とは
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「いい感じにしてください」に応えられる業者の見極め方|内装デザインの提案力とは
「いい感じにしてください」に応えられる業者の見極め方|内装デザインの提案力とは


「こんな雰囲気のおしゃれな空間にしたいけれど、具体的な言葉で説明できない」
「なんとなくホテルみたいな落ち着いた空間が好きだけど、どの材料を選べばいいか分からない」
ご自宅のリフォームや店舗のデザインリノベーションを計画される際、このように自分の理想のイメージを具体的な言葉や専門用語で表現できずに悩まれる方はたくさんいらっしゃいます✨
一生に何度も経験することのない内装工事だからこそ、頭の中にある「いい感じ」を正確に伝えるのは難しくて当然のことですよね。
「おしゃれにしたい」「落ち着いた雰囲気にしたい」といった漠然としたご希望を、パズルのように組み合わせて具体的な内装デザインに落とし込むことこそが、設計やデザインに携わるプロフェッショナルの本来の仕事です。
しかし、依頼する業者によって、その「いい感じ」を形にするアプローチや提案の方法には違いがあるのをご存知でしょうか。
今回は、大阪を中心に店舗や住宅の空間デザイン・内装リフォームを手掛けるモノデザインが、実務の視点から「いい感じにしてください」というご要望を形にする提案力について詳しく解説します。
決して他社を批判するものではなく、それぞれの進め方の特徴を知ることで、お客様にとって最適なパートナーを選ぶ基準になります。
これから大阪で内装工事のデザインやリフォームデザインを検討されている方は、業者選びのヒントとしてぜひ参考にしてみてくださいね。

1. お客様が自分の好みを細かく説明できるとは限らない
リフォームの打ち合わせが始まると、業者から次のような質問を投げかけられることがよくあります。
  • 「壁紙(クロス)はどの型番にしますか?」
  • 「床材は無垢材にしますか?それともお手入れしやすいクッションフロアにしますか?」
  • 「この分厚いカタログの中から、気に入ったデザインを選んでください」
しかし、専門知識のないお施主様が、小さなサンプルや型番だけを見て「完成後にどんな部屋になるか」までを立体的にイメージするのは決して簡単なことではありません💦
むしろ、何冊もの膨大なカタログを渡されて「ここから選んでください」と言われてしまうと、選択肢が多すぎてかえって迷宮入りしてしまい、色選びや素材選びに疲れてしまうことも珍しくありません。

2. 提案力のある業者は、いきなりカタログや商品を選ばせない
「いい感じ」を形にできる業者は、打ち合わせの最初から具体的な商品サンプルを並べたり、個別の材料を選ばせたりすることはしません。
まずは、お客様がどんな価値観を持ち、どんな暮らし方や過ごし方を理想とされているのかを知るための、深いヒアリングからスタートします。
  • 好きな映画やドラマの世界観
  • なぜか昔から心が惹かれてしまう色やトーン
  • これまで行った旅行先やホテルで、心から「心地よい」と感じた空間のディテール
  • 新しいお部屋や店舗で、どんな時間を過ごし、どんな気分を味わいたいか
  • 反対に、「これだけは苦手」「どうしても落ち着かない」と感じる色や雰囲気
これらは一見、工事の仕様決定には遠回りに思えるかもしれません。
しかし、お気に入りの映画のインテリアや、旅先で感動したホテルのライティングといったお話の中にこそ、お客様が潜在的に求めている空間の方向性が隠されています。
もちろん、特定の映画や色の好みだけで「このスタイルですね」と強引に決めつけることはいたしません。
何気ない会話のキャッチボールを重ねる中から、お客様自身も気づいていなかった本当の「好き」の輪郭を少しずつ探り、明確にしていくプロセスを何よりも大切にしています。

3. ヒアリングの次に「何をするか」で提案力の差が生まれる
本当に優秀な業者は、お客様から聞いた話をただ鵜呑みにして、そのまま次の打ち合わせでオウム返しのように提示するわけではありません。
ヒアリングで得た抽象的なキーワードや、お施主様の好きな映画の空気感、ライフスタイル、ご予算、家具の配置そして物件そのものが持つ日当たりや構造的な条件を一度すべて持ち帰り、プロの頭の中で徹底的に噛み砕くプロセスを挟みます。
例えば、「インダストリアルなカフェのような雰囲気」というヒアリング内容から、どのような床材や壁紙、ドア(建具)、照明器具を組み合わせれば、空間全体として美しく調和するかをトータルで検討します。
端的に言えば、お客様の言葉を「図面」や「デザイン」という共通言語に翻訳する作業です。
そして次の打ち合わせでは、お施主様がイメージしやすいように、ある程度まとまった方向性やパース、具体的なコーディネート案を提示します。
これによって、お施主様はゼロから何千種類もの建材を探す必要がなくなります。
提示されたベースの提案を見ながら、
「この壁紙の質感はすごく好き」
「この照明はもう少しシンプルにしたい」
「この木目の色味は、自分のイメージとは少し違うかも」
といったように、自分の「好き・嫌い」を直感的に判断できるようになります。
この丁寧なやり取りを何度も重ねてブラッシュアップしていくことで、最初はモヤモヤと漠然としていた頭の中のイメージが、少しずつリアルな実物空間のデザインへと変わっていくのです。

4. プロの「提案」とは、単に商品を並べることではない
もちろん、打ち合わせの中でカタログや実物のカットサンプルを確認してもらうこと自体は、決して悪いことではありません。
壁紙の細かな凹凸や、フローリングの質感、光に当たったときの色の見え方を確かめるためには、実物に触れるプロセスは非常に重要です。
ここで大切になるのは、「選択肢(材料)をただ手渡し、判断のすべてをお客様に委ねてしまう」のではなく、プロとしてのナビゲートがあるかどうかです。
インテリア設計や空間デザインという仕事の本当の価値は、単にメーカーの製品を紹介する仲介役になることではありません。
膨大な選択肢の中から、お施主様の求める抽象的なイメージに合致するものを見極め、床、壁、天井、照明、家具がすべて合わさったときに、一つの美しい空間として成立する「組み合わせの軸」を創り出すことにあります。
さらに、プロフェッショナルであれば、
「なぜ数ある白の中から、この少しベージュがかった壁紙を選んだのか」
「なぜこの照明をこの位置に配置することで、理想のホテルのような陰影が生まれるのか」
という理由を、お施主様にも分かりやすい言葉でロジカルに説明できることが大切です。

5. 打合せの進め方や提案の方法における対比
打ち合わせの進め方や提案の方法において、どのような違いがあるのか、一目で分かるように特徴を一覧表にまとめました。

打ち合わせの項目カタログ提示中心(お客様の選択主導型)トータルコーディネート提案(伴走型)
最初のステップ分厚いカタログを何冊も渡して自由に選んでもらう暮らし方、好みの映画、過去の心地よい体験などを深く聞く
打合せの進め方「壁紙はどうしますか?床はどうしますか?」とパーツごとに決定する空間全体のテーマやトーンを決め、トータルコーディネートで提示する
選択肢の提示大量のサンプルを見せて「好きなものを選んでください」というスタイルお客様の好みに合わせて絞り込んだ、根拠のある数パターンを提案する
理由の説明「これが人気商品だからです」「標準仕様だからです」という案内「〇〇様の理想の空間を演出するために、この素材が合います」という説明
完成後の満足度自分で選んだはずなのに、全体を張るとちぐはぐになりやすい 🔺漠然としていた理想が、想像以上の統一感ある空間として実現する 🟢
このように、お客様の主体性を尊重して選択肢をたくさん広げる進め方と、お客様の好みを深く理解した上で空間全体のバランスをあらかじめ整えて提案する進め方とでは、打ち合わせの進み方や最終的なクオリティの着地点にも違いが生まれます。

6. まとめ:丁寧なコミュニケーションが理想の空間を創り出す
リフォームや内装工事を依頼する際に使う「いい感じにしてください」という言葉は、決して無理難題やわがままな注文ではありません。
お客様自身が、まだ自分の「好き」を建築の専門用語や建材の型番として言葉にできていないだけであり、その奥には必ず、理想とする心地よい暮らしのイメージが眠っています。
だからこそ、その小さな声や何気ない会話から好みを丁寧に読み取り、具体的なデザインの形へと翻訳してつなげる力が必要不可欠になるのです。
これから大阪で店舗デザインや住宅のリフォームデザインを依頼する業者を選ぶ際には、単に「たくさんのカタログを貸してくれるか」や「工事の価格が安いか」という点だけでなく、「こちらの話をどれだけ熱心に聞いてくれ、その意図を次の提案にどう反映させてくれるか」というコミュニケーションの姿勢にぜひ注目してみてください。
お施主様にすべてを選んでもらう丸投げの形ではなく、お施主様の感性を誰よりも理解した上で、プロとしての知識と技術をスパイスのように添えて提案する。そこにこそ、モノデザインが大切にしている設計・デザインの価値があります。
頭の中にある「こんな風にしたい」を、一緒にワクワクしながら形にしていきませんか。
少しでも迷われていることや、言葉にできない理想のイメージがございましたら、ぜひお気軽にモノデザインまでご相談くださいね。
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一級建築士事務所 空間設計モノデザイン

住所:大阪府吹田市江坂町1丁目23−5

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